ダニの種類と健康被害

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人間の生活との深く関っているダニは、数万種が存在しており、ダニの影響でもたらされる病気も数多く存在します。家庭には、たとえばチリダニ、ツメダニ、コナダニ、イエダニ、顔ダニなどが主に生息しているのです。
チリダニは、寝具やカーペットなど、ほこりがたまりやすい場所で大発生することのあるダニです。チリダニの糞やチリダニの死骸の破片がアレルギーの元となり、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を引き起こす原因になります。ツメダニは、あまり室内で見ることは少ないダニですが、ツメダニには刺されることがあり、そのときは気づかないものの、1〜2日もするとだんだん赤く腫れてかゆくなってきます。コナダニは、様々な食品、畳に発生します。コナダニそのものは人間に危害を加えたりはしないのですが、その見た目は白い粉のようで、壁や畳をもぞもぞうごめいている様は決して気持ちの良いものではありません。
イエダニは、ネズミに寄生してその血を吸うダニですが、ネズミが死んだりして吸う相手がいなくなると、人間の血を吸うこともあるのです。イエダニが刺したあとはすぐに痒くなり、赤くただれてかゆみも続き、しっかり跡が残ります。成人の9割以上に寄生しているダニが顔ダニで、皮脂腺や毛根などに住み着いています。人間の皮脂腺は特に顔に集中しており、このダニの顔における寄生密度が高いことから顔ダニと呼ばれるようになりました。数が増えなければ実害はないのですが、洗顔などを怠ると繁殖しやすくなり、肌トラブルの原因になります。

ダニがもたらす病気

アレルギーの元になるのだけがダニの害ではなく、他の病気や犬猫などのペットに病気をもたらすことがあるのです。その中のひとつ疥癬(かいせん)という病気は、ヒセンダニと呼ばれるダニの一種が皮膚の角質層内に寄生して感染症を起こしてしまう病気です。疥癬(かいせん)という病気の症状としては、激しいかゆみがあり、布団の中で体が温まったときに痒くなります。赤い小さなぽつぽつ、しこり、がさがさが体、腕、脚などに見られます。また細長い線状の発疹が体の柔らかい部分ばかりにできるのも特徴で、これは疥癬トンネルと呼ばれています。
やっかいなことに、疥癬(かいせん)という病気は主に人から人へ、肌の接触で移っていくのです。そのため最近では、老人ホームや、寝たきりの患者さんから感染することも多くなっており、寝具などから感染することが理由であることがうかがえます。またペットがダニによってもたらされる病気、バベシア症は、犬がマダニに刺されると、バベシアという原虫が媒介され、それが犬の赤血球に寄生してしまうのです。バベシア症で赤血球を破壊された犬は、ひどい貧血になり、これが進行して重度の貧血になると、歯茎や舌が白っぽくなって血の気も無くなったり、尿が赤くなったりするなどの症状が現れます。幼犬や老犬では死にいたることが少なくありません。ダニによって発症するバベシア症の予防としては、マダニに噛まれる可能性のありそうな山や草むらに犬を連れて行かないことが一番です。
また、ノミ・ダニ予防用の首輪やスプレーなどを使ってダニをよせつけないようにしたり、丹念にブラッシングして常にダニがついていないか見てあげることも大切でしょう。

ダニがもたらす病気と健康被害

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病気とダニの影響

ダニが原因で起こる病気は以外に多く、人だけでなく犬や猫などのペットも例外ではありません。日頃からダニの被害に遭わないようにダニの予防や対策をしましょう。